2019年4月~7月開講
ナノ量子情報エレクトロニクス特論
ナノ量子情報エレクトロニクスは、物理学、半導体工学、光エレクトロニクス、情報科学などを含む工学、理学、数理科学の幅広い分野にわたる学際的な研究・学問領域で、量子計算や量子暗号などの量子情報技術はもちろん、関連ナノ技術も含まれます。
本講義は、このような学際的分野を学ぶための部局・専攻横断型の講義です。
本講義では、ナノ量子情報エレクトロニクス研究において第一線で活躍 する学内の様々な部局の講師陣が基礎事項の解説とその最先端を紹介するだけ でなく、関連基礎研究を進めている企業の協力を得て、企業研究所における集 中講義も行います。
この集中講義では、企業を訪問して直にその研究環境を見ることができるとともに、学術的内容はもちろん、産業を意識した研究のあり方など幅広い議題について、企業の研究者たちと直接議論を交わすことができます。
分野や大学・企業の壁にとらわれない積極的な学生の皆さんの受講を期待しています。
開催日 | 2019年4月~7月開講 |
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主催 | 東京大学大学院工学系研究科 理学系研究科 |
2019年度 ナノ量子情報エレクトロニクス特論I 講義日程表
木曜日4限 14:55 − 16:40
本郷工学部2号館246号教室 および 生産技術研究所E棟Ew-501/502(遠隔講義システム使用)
2019.03.01版
通算回数 | 日付 | 担当教員 | 講義題目 |
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1 | 4月11日 | 平川 一彦 (生研) |
半導体量子構造のテラヘルツダイナミクスとその応用 |
2 | 4月18日 | 荒川 泰彦 (ナノ量子機構) |
量子ドットの物理的基礎とデバイス応用 |
3 | 4月25日 | 古澤 明 (物理工学) |
量子テレポーテーションとその応用 |
4 | 5月 9日 | 今井 浩 (情報理工学) |
量子計算と物理的Turing-Church仮説 |
5 | 5月16日 | 岩本 敏 (生研) |
フォトニクス:光と物質の相互作用の基礎と応用 |
6 | 5月23日 | 村尾 美緒 (物理学) |
量子情報処理の基礎理論 |
7 | 5月30日 | 平本 俊郎 (生研) |
集積ナノエレクトロニクス |
8 | 6月 6日 | 高橋 琢二 (生研) |
ナノプローブを利用した局所的物性計測技術 |
9 | 6月13日 | 町田 友樹 (生研) |
ファンデルワールスヘテロ構造の作製と量子輸送現象 |
- | 6月20日 | 休講 | |
10 | 6月27日 | 中村 泰信 (物理工学) |
超伝導量子エレクトロニクス |
11 | 7月 4日 | 日立集中講義 | |
12 | 7月11日 | 勝本 信吾 (物性研) |
量子情報スピントロニクス |
13 | 7月18日 | 富士通集中講義 |